中華製ポップンボタンのLEDを明るくしてみた
めちゃめちゃ久しぶりに記事を書きました。
が最終更新からまだ1年経ってなかったのでセーフということで(?)
先日コロナが流行りだした頃からポップンコントローラーの自作を目論見、
三和スイッチは高いのでAmazonで中華製のポップンのボタンを買いました。(三和:1個3000円くらいだったような 中華製:2個セットで1400円くらい)
手に持ってみた感じ。直径は100mmくらい。
スイッチ部分はOMRONに似た形の中華製マイクロスイッチを用いてる様子
構造は普通のスイッチと一緒なのだろうけど、ちゃんとした正規品を買ったことはないので
なんとも言えない。
ゲームと言えばとにかく光るもの、このボタンもコントローラとして組んでからは
AC筐体のように光らせたかったので(?)ひとまずボタンのLEDを光らせてみたのだが
めちゃめちゃ暗い。
しかも配光範囲もめちゃくちゃ狭い。
これではあまりにも微妙すぎるのでLEDを交換することにしました。
おなじくAmazonで買った3WくらいのパワーLED。
10個で1000円くらいだったかな?
このLEDは3Wの電力まで光らせることはできるのですがボタンの構造上
放熱板は仕込めないのでとりあえず1W駆動で想定、また電源はUSBの
5Vで駆動させる予定なので流す電流は0.2A。
そこから選定する抵抗器は25Ωなのですが規格上で近い値だと22Ωと33Ωしかありません。
なるべく消費電力は抑えたかったので(発熱も怖いので)今回は33Ωを選択しました。
試しに33Ω抵抗器を繋いでLEDを光らせてみました。
めちゃめちゃ明るい。白色を買ったはずなのになぜか電球色なのは分かりませんが。
しかしなんと横から見ても明るい。
e-AMU Passの内部回路を透かすくらい明るい。やばい。
これは行けると思ったので33Ωで決定です。3Wで光らせたらどんだけ明るくなるんだろう…
とりあえずボタンを分解していきます。
マイクロスイッチの部分は反時計回りにひねると取れました。
緑色のLEDの部分は普通に引っぱって抜けます。
出ているリード線をまっすぐに直し、元々ついてるLEDを外します。
元々ついてるLEDはもう使わないので廃棄、緑色の部品は再利用します。
次にパワーLEDにリード線をくっつけます。
ついでに抵抗器もくっつけます。
パワーLEDを横から見るとこのように段差ができているので、
この段差の部分にリード線をハンダ付けします。

ここからの作業はハンダ付けサポート器具か何かがないと難しいかもしれません。
抵抗器の端からLEDの真ん中まで5mm程度感覚を開けた位置でハンダ付けを行います。

くっついたらこの先は切り落としておkです。
反対側も同じようにくっつけます。こちらはただのスズメッキ線です。
両方はんだ付けするとこうなるので、パワーLEDの横の耳の部分をニッパーで切り落とします。
次に先ほど取り外した緑色の部品の中に入れるため、リード線を垂直に折り曲げます。
垂直に折り曲げただけでは幅が大きすぎるため、更に中央向きに折り曲げます。
すると緑色の部品に入るようになるのですが、部品上縁とLED下端の間は3mm程度
開けたほうがLEDの光の広がりが見栄え良くなります。
なのでその位置を狙って下に飛び出たリード線を部品に巻きつけて固定します。
ひとまずこれでLEDの交換は完了したので、あとは元通りに取り付けて動作チェックです。
まぁまぁいい感じになりました。
めちゃめちゃ明るく見えるのはカメラの画質が悪いせいで、実際は写真ほど光ってません。
新旧比較。
あとはこれをボタンの数だけ繰り返します。工程ごとにまとめてやったほうが
効率よく作業できる気がします。
ポップンコントローラーの作成過程はまた別途記事を作ろうと思います。
それでは Auf Wiedersehen!
(ドイツ語の勉強はあまり進んでいません)
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